千六百年前の中国の伝説から生まれた、悩める恋の占い。
千年ぶりに人の世へ帰ってきた鶴が、
あなたの問いに、四行の詩で応えます。
いま胸にある恋は、どれに近いですか。
心の中で、問いをひとつだけ決めてください。
「彼はどう思っているか」ではなく、
「私はどうしたいのか」を問うのがよいとされます。
紙の鶴に、息をひとつ吹きかけるように。
胸の内を鶴に託すつもりで、
円を三つ数えるあいだ押したままにしてください。
押したまま、ゆっくり
最後に、古来中国に伝わる鶴の託宣にならい、
四行の詩を記す。
託宣は一晩にひとつ。また明日の夜に。
昔、丁令威という者が仙術を学び、千年ののち鶴となって故郷へ帰った。町は昔のままなのに、人はみな変わっていた。鶴は空を舞い、四行の詩を残して去った。――中国の古い書『捜神後記』より